第12話「人質」の感想
2016/12/04
真田丸第12話「人質」の感想です(^-^*)
今回クローズアップされたのは上杉の殿・上杉景勝さん(俳優:遠藤憲一さん)先代・上杉謙信の教えを受け継ぎ、義を重んじる、誠実で情のあるお人柄。
そもそも義とはなんなのか?
「正しい行い、正しい道」「正義を守る信条」
「私欲にとらわれず、人の為につくすこと」
こんなところでしょうか。
中国の思想では「利」と対比される言葉とのこと。真田丸で「義」が景勝さんとしたら、「利」といえばあの方の顔が浮かんできますね(*´∀`).。o○
源次郎信繁(キャスト:堺雅人さん)は父・真田昌幸(俳優:草刈正雄さん)の「利」が嫌になっているところです。景勝さんの人柄に急速に惹かれていきましたね。ですが「義」を信条にするって大変ですよね。上手く回っている時はいいですが、大変な時は綺麗事ばかり言ってられないですよね。
武田と上杉は武田信玄と上杉謙信が存命の頃は戦国の両雄でした。信長さえもビビッて上杉謙信へのご機嫌取りの書状や貢物送っています。 巨星が倒れたあと武田家は滅び、上杉は信長の新興により苦境に立たされます。昔から比べると遥かに国力が落ちている時なんですね。
義を貫くのは並大抵の事ではない。
上杉景勝さんは信繁が来た頃、義を貫くのに疲れていたのかなと思いました。でも信繁との出会いによって気力が回復したのなら良かったですよね(^-^*)しかし争いを治める神事の「鉄火起請」のエピソードはハードでした。
信繁も「義」の本音と建前というのでしょうか、裏と表も見て、逆に父・昌幸の「利」も考えたのかも知れません。
私も「義」は人としてそうありたい姿だけど、苦境に立った時、果たしてどうするのか?考えてしまいました。
私はギリギリまで「義」は通したいですが、自分や周りの人の為「利」に走ってしまいそうです。戦国の世、乱世の世界にいなくて本当に良かった。
上杉は真田を受け入れてくれ、援軍と人質である信繁を上田合戦に出陣させてくれましたね。家老の直江兼続も援軍を用意してくれ、沼田城の件無しにしてくれて良かったですね。
兼続もなんやかんや言いながら信繁を気に入ってくれていますね。ツンデレ兼続(・▽・*)直江兼続(俳優:村上新悟さん)はネットでセコム直江言われてますが(笑)
2009年のNHK大河ドラマ「天地人」の妻夫木聡さん演じる直江兼続とは正反対の「笑わない」「泣きそうにない」兼続ですが♪真田丸の上杉景勝&直江兼続の主従関係も素敵なコンビですね。
さて梅ちゃん(女優:黒木華さん)が 女の子を出産しました!ややこの名前はすえ。(長女なのにすえ?笑)
おばば様になった母上・薫(女優:高畑淳子さん)は赤ちゃんが気になってしょうがないみたいですね。梅がいない隙に覗きに来る(笑)
梅がきり(女優:長澤まさみさん)と二人きりの時にした会話はなんだったのでしょうか?妊娠してない風を匂わせていましたけど。きりはびっくりしてましたね(笑)
でも誰にもばらしてないので、信繁の事は好きだけど梅もやはり大事な友なのですね。きりちゃんの表情見て思いました。きりちゃん問題児で「うざい」いわれているけどピュア♪
今回の12話、徳川家では家康さんの側室・阿茶局(女優:斉藤由貴さん)が、存在感を増した発言をされていました。いらいらしたり、不安になった時する家康の爪を噛む癖。「爪・を・・噛まない!」阿茶局さんがきつく注意してましたね(笑)
そして真田家から徳川に縁切り状を寄越してきたとき、阿茶局さんが徳川家康(キャスト:内野聖陽さん)を焚き付けていましたね。
阿茶局:「では殿は敵のために城を作って差し上げたということですか」
家康:「真田安房守・・どうしてくれよう」
阿茶局:「お潰しになったらいかがですか?」
怖い女性ですね。
その場には家康のブレーンの本多正信(キャスト:近藤正臣さん)も石川数正(キャスト:伊藤正之さん)もいましたが、阿茶局の発言にタジタジしていましたね(笑)家康の奥のいっさいを取り仕切り、のちに二代将軍になる秀忠の養母です。
大阪の冬の陣では徳川方の交渉役をつとめる凄い女性です。さて次はとうとう第一次上田合戦です!\(^o^)/ 信繁はもちろん、父・昌幸、兄・信幸、真田一族の活躍が楽しみです。徳川の皆様の活躍も楽しみです~(笑)
真田丸第12話「人質」の感想。 お読みいただきありがとうございました(*´∀`)
真田丸第13話「決戦」の感想もよろしくお願いします♪
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