真田丸感想

第32話「応酬」の感想

2016/12/12

第32話「応酬」の感想です!
今回、まず最初の有働さんのオープニングナレーションで「出浦昌相様がナレ死」 されないかドキドキしながら拝見しておりました。 その後のパッパ昌幸と信幸&信繁兄弟の冒頭シーンでも出浦様を話題にしていてドキドキ。 どうやら出浦昌相様(キャスト:寺島進さん)は有馬で養生されているという事です。佐助が付き添いで。出浦昌相様が生きてて良かった( ;∀;)

 

さて豊臣秀吉(キャスト:小日向文世さん)が亡くなり、その後の処理は淡々と進みます。石田三成も大谷吉継も信繁も片桐且元も悲しんでいる様子もなく処理に追われてましたね。片桐且元(キャスト:小林隆さん)は秀吉が孤独に亡くなった事を誤魔化していた(汗)

 

真田丸32話では、武将たちはみんなバタバタしていて、秀吉に心から手を合わせていたのは徳川家康だけという・・。福島正則(キャスト:深水元基さん)だけはこの時期日本に居て、泣いていましたけどね。

 

石田三成が執務を行っている場所に信繁があらわれます。「治部少輔丸」というテロップがつきましたが、当時、伏見城内に治部少輔丸(石田三成丸)といわれた場所があった様です。豊臣政権下の伏見城には側室の茶々が住む二の丸御殿、側室の松の丸の松の丸御殿とともに石田治部のエリアが(笑)

 

ここで信繁は「石田様のもとで働きたい」といいますが、言われるまで石田三成(キャスト:山本耕史さん)は自分から信繁を誘うこともない。言われてやっと「ごくたまに間違える事もある、その時は遠慮なく教えてくれ」と自分のもとで働くと言ってくれている信繁にぎこちなく気持ちを伝えていますが、嬉しさなど表情にださず気難しい顔。

 

今回ずっとそういう顔。愛想笑いもせず、人々に協力を求めるのもぎこちなくて、どんどん石田三成のもとから人々が去っていきます。加藤清正の口から、朝鮮出兵での石田三成との対立の恨み言などなく、一緒に話をしなが飲もうと誘われているのに拒否する石田三成。

 

加藤清正(キャスト:新井浩文さん)と飲むより、実務作業を優先した石田三成。せっかく「呑みたい」言ってくれたのに嫌そうな顔をして「呑みたくない!」と言っちゃう石田三成。

 

「おおぃ(汗)」とつい言葉にしちゃうほどのコミュ障でしたね。

 

私は人を「オールマイティの人」か専門的な分野に特化した「職人気質の人」に分けて考えたりしますが、石田三成はどう考えても「オールマイティ」で動ける人ではないですね・・。真田丸の石田三成は、家康に勝てない。地位だけじゃなく中身も勝てない・・。石田三成が今後変化して、大将の器に成長していってくれたら良いのですが。

 

悲しいとか顔には出さないけど、秀吉が亡くなって元気もないのかもしれませんね。いつも難しい顔をしている石田三成。元気もなくて重責も感じててずっと張り詰めている状態なのかもしれません。

 

さて、今回随分久しぶりの再会でしょうか♪三十郎(キャスト:迫田孝也さん)が沼田城から源次郎信繁の手伝いのため、京に来ました!若いころに信繁が言ってた様に時々「うざい」濃いキャラで信繁にからんでいきます。嬉しい♪

 

三十郎を囲む宴では信繁の正室の春(はる)や稲(いな)やおこう(キャスト:長野里美さん)も居ますが、稲とおこうの関係に変化が見られますね。稲がおこうの盃にお酒を注いでいる。そして「秀吉が亡くなったという噂」もおこうは稲から聞いている。関係良好なんですね。こういうちょっとしたシーンだけで二人の関係が改善されているのが分かる。三谷さんさすがですね!

 

徳川家康くん(キャスト:内野聖陽さん)ですが冒頭シーンでは重臣の本多正信(キャスト:近藤正臣さん)に煽られても「天下取り」に気が進まない様子でしたが、黙って秀吉を想って手をあわせるシーンからでしょうか?天下取りに動き出した気配に変わりましたね。

 

豊臣政権を支えるのは老衆(おとなしゅう)と5奉行。「5大老、5武将制度」ですね。5大老の中でもダントツ若い、宇喜多秀家(キャスト:高橋和也さん)が頑張ってますけど、豊臣秀吉の盟友、前田利家は病身で他の大老も徳川家康に対抗出来ない。

 

上杉景勝様、頑張ろうとしたけど頑張れなかったですね(;´∀`)その様子をじっと見ていた、景勝様の重臣、直江兼続。直江兼続さん、ここで反徳川の気持ちが固まったのかもしれません(笑)

 

徳川家康の婚姻政策ですが、豊臣秀吉の死後6ヶ月も経たない内に「秀吉チルドレン」と言われる福島正則も加藤清正も家康に取り込まれた形になったのが悔しいですね。ふたりとも豊臣を支える気持ちはあるけれど、家康と対抗する事無く三成と足踏みを揃えず、別の路線でおこなおうとしたのでしょうか。

 

⇒ 悲しい別離「秀吉チルドレンそれぞれの正義」感想

 

家康の婚姻政策により既に武勇に優れた黒田長政、福島正則、加藤清正が速攻で取り込まれている(;´∀`)みんな唐入り(朝鮮出兵)で苦労した武将ですね。

 

他にも初登場や再登場の武将たちが沢山出てきました!おじ様パラダイス♪でした(笑)後に大坂の陣で信繁と共に大坂五人衆として大坂方で戦うことになる長宗我部盛親(ちょうそかべもりちか)。キャストは阿南健治(あなんけんじ)さん。

 

同じく大坂五人衆となる宇喜多秀家の重臣、明石全登(あかしてるずみ)。この人はキリシタンですね。キャストは小林顕作(こばやしけんさく)さん。

 

細川ガラシャの夫、細川忠興(ほそかわただおき)も登場。キャストは矢柴俊博(やしばとしひろ)さん。

 

5奉行のひとりとして長束正家(なつかまさいえ)。キャストは木津誠之(きずまさゆき)さん。

 

前田家からは前田利家と前田利長親子がやっと登場。

⇒ この人出るかな?前田利家

 

西の覇者、毛利輝元も5大老のひとりとして登場。キャストは浅地直樹(あさじなおき)さん。関ヶ原の戦いでは西軍の総大将になる人です。毛利元就の孫にあたります。

 

伊達政宗(キャスト:長谷川朝晴さん)も再登場!ずんだ餅での鮮烈デビューからしばらく、また宴での再登場ですね。今回は招かれた側でしたけど。料理男子(・▽・*)彼もまた徳川家康の婚姻政策に加わることに。

 

⇒ 伊達政宗が「ずんだ餅」接待する♪

 

細川ガラシャの夫、細川忠興はイケメンを期待していたのですけど・・キャストの矢柴俊博さんごめんなさい(笑)二人の夫婦関係は後半は不仲になっていた話もありますが、真田丸での二人の夫婦仲は良好そうですね。細川屋敷に堂々とキリシタンの祭壇がありました。

 

徳川家康の宴では家康が登場せず、本多正信が接待していましたね。徳川家康が登場しなかったのは意味があったのでしょうか?そして何気に左が関ヶ原の戦い当時の東軍、右が西軍に分かれていた感じ?お兄ちゃんは左側に(;´∀`)

 

最後にきりちゃん。細川ガラシャに「どうしても信者になりたいのです」というも「覚悟はあるのですか?」と言われたら「そこまでの覚悟は・・」と素直に引き下がっている(笑)きりちゃんの迷走はまだ続きそうです。

⇒ きりの結婚はいつ?

 

 

真田丸32話「応酬」の感想
最後までお読み頂きありがとうございました。
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