真田丸感想

第25話「別離」の感想

2016/12/11

真田丸第25話「別離」の感想です!

 

もう25話。半分まで来てしまいました。 既に私の生活には欠かせないものとなっている、愛すべき「真田丸」。主人公、真田信繁の最後や最終回を想うと涙ぐんでしまいます( ;∀;)

 

気をとりなおして真田丸第25話「別離」の感想です♪

 

さて、真田丸の時代の移り変わりの速さに戸惑いを隠せないらぶりぃです。
いきなり利休自刃のシーンΣ

 

有働さんの「ナレ死」さえ無く、そして小田原攻めから話がいきなり飛んだので、頭のなかウロウロしてしまいました(笑)

 

えーっと、ドラマ内では時系列がわかりにくかったのでまとめてみました。

 

天正19年に起こった出来事(旧暦で表示)

1: 1月22日 豊臣秀長亡くなる
2: 2月28日 千利休自刃
3: 8月5日 鶴松3歳で亡くなる

こんな感じです。

 

【1:豊臣秀長亡くなる】
以前ブログにも書かせて頂きましたが、秀長は秀吉の頼りになる弟。
⇒ 秀吉の弟、豊臣秀長

 

秀吉がもっとも信頼寄せる人物のひとりである豊臣秀長が天正19年1月22日亡くなりました。

 

秀吉を支え、秀吉の暴挙を抑えられた人。

 

今までのドラマでは、秀長が亡くなったので秀吉の怒りをしずめるストッパー役がおらず、利休が自刃に追い込まれたというストーリー展開が多かったのですが、真田丸では秀長が生前に「私達が(秀吉、秀長)生きている間に」と巨大な権力を持ってしまった利休の処罰を秀吉に勧めていましたね。

 

豊臣秀長が亡くなった事は返す返すも残念です。秀長が亡くなった事は有働由美子アナウンサーがサラッとナレ死してましたね(;´∀`)秀吉や寧(ねい)、信繁が嘆くシーンも秀長の件では無くてスルーされていました。

 

⇒ 有働アナの「ナレ死」話題に

 

【2:千利休自刃】
真田丸での利休自刃のきっかけは、信繁が小田原城内潜入時に発見した千利休(キャスト:桂文枝さん)が鉄砲の玉となる鉛を北条に売っていた事が発端になっていました。利休が戦いの道具を売る商人だったという説は知りませんでした。新資料なんでしょうか?

 

また「人々が下を通る、大徳寺三門の上に自分の木像を起き、秀吉を踏みつけにしたという話」は有名ですが、真田丸ではその木像を茶々が作らせた事になっていましたね。

 

茶々は利休を父親みたいに思っていた。
利休は少し茶々に色気がある様に見えました。

⇒ 千利休と茶々の関係

 

利休はわび茶の完成者でその美意識は簡素で簡略の境地「わび」の精神をおもんじたものですが、いわば俗世にまみれた「堺の商人」である事と、自己顕示欲が高いとしか言いようが無い「自分の木像」の話は、昔から違和感がありました。利休は茶の道と商売とプライベートは違う、清濁併せ持った人物だったのでしょうか?

 

三谷さんは今回それを真田丸の脚本内でこういうエピソードで表現したのでしょうか。今までドラマや小説で見てきた千利休は「茶人」としての色合いが強く、商人色は薄かったので、真田丸の千利休は新鮮でした。

 

信繁は利休が堺の屋敷に蟄居した時に見張り役として側にいましたが、お茶を頂いていましたね。大阪に来た時には上手に茶を飲めなかった信繁も、利休の最期に入れた茶に「おみごと」と所作を褒められていましたね。

 

【3:鶴松が亡くなる】
秀吉と茶々の一粒種の「捨て(鶴松)」がわずか三歳で亡くなりました。 捨て(鶴松)は病弱で亡くなるまで何度も病にかかりますが、 とうとうわずか数え年3歳で儚く亡くなってしまいます。

 

豊臣秀吉の嘆きようは大きく、髷(まげ)を切って喪に復し、 大名もそれにならい徳川家康や側近達も髷(まげ)を切ったというエピソードがあります。

 

鶴松が危篤状態でいた時、大名や側近がずらっと並んで待機していましたが、 亡くなった後、みんなで髷を切る合戦が始まるのかとちょっとチラッと期待してましたが、 それは無かったですね(;´∀`)

 

ともあれ、鶴松が亡くなったことで豊臣家はさらに暗い状況に陥っていきます。 私的には豊臣暗黒時代に突入のイメージですが、次回の真田丸26話「瓜売」では秀吉主催の仮装大会が催されるとか。「ウリウリ」とか音感もノリノリ♪な感じで良いですね。

 

明るい要素も取り入れて真田丸は後半も進んで行くのでしょうね。

 

俳優さん方がテレビや雑誌、ネットなどでお話されている撮影状況と放映時間が最近では近くなってきていて「あれ?」と思っていたのですが、三谷さんの脚本が遅れているという話が出てきています。

 

真田丸は一話一話渾身の作ですね。

 

俳優さんの本気度も凄いし、スタッフ皆さんの情熱も伝わってきます。三谷さんは命を削りながら脚本を書かれていると思います。

 

もう祈るしかない

 

三谷さんから生み出される渾身の脚本が後半も続くことをみんなでお祈りましょうね。

 

さて、今回初登場の武将の方々が沢山おられました♪

宇喜多秀家(俳優:高橋和也さん)
⇒ 宇喜多秀家役は高橋和也さん

 

成人した小早川秀秋(俳優:浅利陽介さん)

 

秀次の弟の
豊臣秀勝(俳優:堀越光貴さん)
豊臣秀保(俳優:三津谷亮さん)

 

小早川秀秋役の浅利陽介さんはほんとイメージぴったりです(笑)豊臣秀次(キャスト:新納慎也さん)はじめ宇喜多秀家、小早川秀秋は豊臣家のために団結して秀吉をお支えしようとしているように思えました。

 

そして今回も茶々(女優:竹内結子さん)の「魔性の女」ぶりが描かれていました。

 

本人が意図しないうちに周りの人に不幸を呼ぶ女、茶々。利休が葬り去られてしまいました。利休、「茶々被害者の会」のメンバー加入ですね。

 

茶々の相手の立場を考えない言動や行動が原因のひとつだと考えられます。幼少期からのさまざまな不幸が、彼女を半分現世から浮いたような、傍観した立場にしたのでしょうか。

 

逆に秀吉を巡ってライバルである茶々にさえ、共感し同情して慰め、抱きしめる寧(女優:鈴木京香さん)。

 

それが同じ豊臣政権下に居ながら、「不幸な最期(茶々)」と「安寧な晩年(寧)」に運命が分かれた「理由」の気がしました。

 

そして鶴松が亡くなった直後の不幸な状況ではありますが、また魔性の女 茶々に近づく信繁。「また話し掛けに行ってるよ、信繁」思わずテレビにツッコミを入れていました(;´∀`)
真田丸25話「別離」の感想
最後までお読み頂きありがとうございました。
真田丸26話「瓜売」の感想もよろしくお願いします!

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