第45話「完封」の感想
2016/12/21
やったーーー!!真田丸で真田幸村完封!!!私は大助が六文銭の旗を振ってる時点で胸いっぱいになり・・
真田丸45話「完封」の感想です!
今回は完封後半の「真田丸の戦い」につきますね!三十郎と茂誠さんから託された佐助の文により状況を知った真田幸村。ゆっくりしていたら上杉景勝さまと直江兼続が徳川家康の命により攻めてきてしまう。真田信吉と真田信政も同じく攻めてきてしまう。先手をうって真田幸村、戦を仕掛けます。
真田丸の前方にある篠山から戦闘開始。幸村の嫡男・真田大助(キャスト:浦上晟周さん)が30年前の第一次上田合戦の真田幸村(信繁)の様に六文銭の旗を振り、徳川の兵に誘いをかけます。歌はもちろん、第一次上田合戦と同じく「高砂屋~♪」。すごく感慨深いものがありますね。
大助のダブルお爺ちゃん、パッパ真田昌幸、大谷吉継さん、バッバの薫さん、天国から大助の活躍を見ていますか?
大助に付き添った堀田作兵衛(キャスト:藤本隆宏さん)は30年前も源次郎といわれていた真田幸村に付き従っていましたね。あの上田合戦ではパッパ昌幸は人が足りないと言ってて、源次郎(幸村)が戻ってきた。今回は幸村があと1人欲しいといい堀田作兵衛が戻ってきた。色々見ながら思い出していました。私は作兵衛さんの半袖みたいな鎧の着かたがとても好きです♪
そうだ、あの時も源次郎は大助と同じく初陣で、そして最初の妻「梅」を戦で失ったのだった。今回の戦い前に幸村(源次郎)は今の妻、春(キャスト:松岡茉優さん)に城外に出るなときつく言い聞かせていましたね。春が「私も戦います!」と言ってた時もかなり狼狽して止めていた幸村。梅を失った心の傷は幸村の根深いトラウマなんですね。
篠山に前田利常勢が来た時には大助や作兵衛は引いた後で篠山はもぬけの殻。大助らを追い前田利常勢が真田丸近くまでやってきます。そこで幸村の指示により佐助が火をつけ ドカン!! この夏公開された「真田十勇士」でも大きな音がしてそれがエピソードに組み込まれていましたが、それは史実なのでしょうね。
これにより徳川勢は内通者がおこなったことと勘違いし、真田丸になだれ込んできます。そのなだれ込んだ徳川勢に攻撃を仕掛ける赤揃えの真田幸村軍。徳川の兵の皆さんには申し訳ないですが「痛快」でしたね。痛快真田丸!
真田丸に突撃した徳川の兵達の旗は水色の梅鉢と徳川の葵の紋だったので、前田利常軍と家康の孫の松平忠直軍だと思われますが、同じ赤揃えの井伊直孝軍は見当たらなかったですね、来年の大河ドラマ「おんな城主直虎」は井伊家の直虎が主人公ですからその配慮でしょうか?
幸村と高梨内記(キャスト:中原丈雄さん)は戦の前に徳川勢の中に井伊直孝の赤揃えを見つけて「向こうにもここに至るまで物語があるのだろうな」と話していましたね。赤備え対決が見たかったですけど、来年の大河軍をコテンパンにするのはまずかったのかもしれませんね(苦笑)井伊直孝軍は大坂夏の陣では冬の陣の挽回をして活躍します。
真田丸では詳しく書かれていませんでしたが、徳川の兵は大変にお気の毒だった様です。ヤバイから戻ろうとしたら今から攻めようとする味方が邪魔をして戻れない。守る竹束や盾もないので隠れる事も出来ず、倒れた兵たちが累々と並んでいったとか。この日だけで1万人もの徳川兵が亡くなったそうで・・
戦いの前に家康はあの「方広寺鐘銘事件」の舞台となった方広寺の炉で作らせた鉄盾を各大名に配っていた様なんですが、その鉄盾や竹束などは真田丸に登る兵たちには活かされてなかったのでしょうか?まる裸で登ってましたね。はしごを持って登ってる人もいたΣ(;´∀`)そもそも家康くん、真田丸を攻めろと言ってないし~。
家康は自分の戦経験から仕寄せ建設など的確な指示を色々と出してますが、現場が経験不足で大変な事態に。「大敗じゃ・・」天下の徳川家康&秀忠父子の陣がまたまた真田家のせいで完全にお通夜状態になっていましたね。
徳川勢が退却していくところに真田幸村、堀田作兵衛達赤備えが追撃し徳川兵を倒していきましたが「我こそは 真田左衛門左幸村~!」本当に格好良かった。そしてその様子を遠くから見ていたお館様の叫び「日の本一の兵~~!!(ひのもといちのつわもの)」。その側でニヤリと笑う直江兼続。・・感動しました(涙)
大坂方の武将達も協力してくれて、大坂五人衆は最初どうなるかと思いましたが心強い味方となりました。北を守れといわれていたのに覗きにきた毛利勝永が特に格好良かった。さすが元男闘呼組・岡本健一さん(・▽・*)
後藤又兵衛(キャスト:哀川翔さん)は経験豊富で落ち着いて兵に指示してくれてましたし、木村重成(キャスト:白石隼也さん)は幸村の側近くで研修中?長宗我部盛親(キャスト:阿南健治さん)は必死でかんぬきを・・ええっそれって盛親さん自らすること?wでも可愛かったw明石全登(キャスト:小林顕作さん)さんはドラマの真田丸の戦いに参加してない様でしたが、たしか東を守れって幸村に指示されていたので真面目に西を守っていたのでしょう。
真田幸村の名が天下に轟いたこの日。
幸村の人生の集大成の様な一日。この日が幸村にあって良かった。良かった・・
木村重成に「実はかような大戦(おおいくさ)私も初めてなのだ」と打ち明けましたね。真田丸の戦いで真田幸村はすごく冷静な顔をしていました。でも後で思えば緊張していた顔にも見えます。冷静に、頭の中でシュミレーションしていた通りに戦闘をこなそうと緊張した顔。幸村の顔はそんな様にも見えました。堺雅人さんの名演技に拍手です!
最後に・・茶々は秀吉の陣羽織(蜻蛉燕文様陣羽織)を着て真田丸を励ましに!なんだか嬉しそう。きりちゃんは茶々に命じられ茶々の侍女に・・また危険フラグ来た!!幸村の廻りの女性達はみんなじっとしてないタイプ(笑)
真田丸第45話「完封」の感想。お読みいただきありがとうございました
真田丸第46話「砲弾」の感想もよろしくお願いします!