真田丸感想

第33話「動乱」の感想

2016/12/16

第33話「動乱」の感想です!今回は名だたる武将が勢揃い。中でも上杉景勝さまが最後、「義の守護神」として見せ場が♪

 

慶長4年1月21日。石田三成が徳川家康の襲撃を決め、戦じたくを進めていた。宇喜多秀家(キャスト:高橋和也さん)も加わりたいと申し出るが、おおごとにならない様に石田三成の家臣だけでするという。

 

石田三成の腹心の家臣、島左近(キャスト:玉置孝匡さん)が初登場、武勇に優れた島左近。「三成に過ぎたるものがふたつ有り。島の左近に佐和山の城」といわれた島左近、かっこいい(・▽・*)小早川秀秋は気が進まないようですが協力していますね。

 

しかし、久しぶりに登場した板部岡江雪斎(いたべおかこうせっさい)(キャスト:山西 惇さん)はいつの間にか、小早川秀秋の家臣となっており、そして徳川家康のブレーン、本多正信のスパイで、石田三成の徳川家康襲撃の話が漏れてしまいます。正信は家康に武将達を呼び寄せて徳川屋敷を守らせましょうと提案します。

 

今回はすべて本多正信の策略の上に話が進みます。恐るべし本多正信(キャスト:近藤正臣さん)

 

真田信繁は石田三成のサポート?襲撃計画の案まで出していますが、信繁と家康って今のところ、会えばわりと仲良い感じでしたので、積極的に計画をサポートしているのが不思議ではあります。秀吉の亡くなる間際にはふたりで話もしていますし。

 

なんというか今まで豊臣政権下で一緒にいた人達が敵味方に分かれる。みんな顔見知り、言葉も交わしていたし、もしかしたら友情も生まれていたかも?そういう間柄の中でどちらに付くか選択しなければならない。武将達の混乱の様子も垣間見られた今回の真田丸第33話でした。

 

上杉家には信繁自らが赴き上杉景勝を説得しようとしましたが、直江兼続は「お館さまをこれ以上苦しめたくはない」と協力を断ります。上杉景勝にも会えずじまいでした。

 

大谷吉継(キャスト:片岡愛之助さん)は病がいっそう重くなった様ですね。可哀想です。息も絶え絶えに「石田治部、いささか焦りすぎたな」と友の心配をしています。

⇒ 大谷吉継の病気(白頭巾姿公開!)

 

伏見の真田屋敷では昌幸、信幸、信繁が徳川屋敷襲撃の件で話し合う。パッパは先日の出浦昌相様の件で家康には味方したくはない。信幸はとりあえず家康のもとへ。信繁はどうするのかと兄の信幸が問いかけます。「敵味方で戦うことだけは避けたいものじゃ」と信幸は話します。

 

きりが来て急遽、寧(ねい)様のところへ。寧(ねい)(キャスト:鈴木京香さん)に全力で徳川屋敷襲撃を止められる信繁。「石田三成様も失敗したなぁと思ってるんじゃないですか?」というきり。

 

徳川屋敷に信幸が行くと物々しい軍備の中、武将達は宴状態。石田三成は旗印を貰いに大坂城に説得に行きますが、前田利家と大蔵卿に拒否されます。

 

徳川屋敷では本多正信、本田正純親子から「先日の素っ破の襲撃も石田治部の手のものであった」と聞き、激昂する福島正則、加藤清正。いたたまれないお兄ちゃん(苦笑)加藤清正はそのまま伏見城内の治部少輔丸に殴りこみ?ますが石田三成は留守。。

 

徳川屋敷は治部少輔丸の目と鼻の先、徳川屋敷の隣は宇喜多屋敷、町内には真田屋敷もあり、武将達それぞれの屋敷も在る。すごい近距離でのやり取りですね。パッパは地図を広げて碁石の白と黒で石田方、徳川方を見極めている。

 

治部少輔丸に三成が帰参、加藤清正(キャスト:新井浩文さん)は殴りこみではなく石田三成(キャスト:山本耕史さん)を説得しようとします。なんか・・前話でも感想で書きましたが、加藤清正の成長が著しい。ヤンキーの清正じゃなく、熊本で慕われている清正公(せいしょこさん)そのままではないですか・・

 

この清正公なら付いて行きたい。
熱くて男らしい男加藤清正。

⇒ 熱い男、加藤清正

 

三成、清正を馬鹿にしていたけど、負けてるよ・・と思いながら見てしまいました。そしてこの二人きりの時になぜ「秀吉の遺言」を清正に伝えなかったのか。もどかしい。。

 

数少ない貴重な味方の宇喜多秀家と小早川秀秋の前でも苛立ちをぶつける石田三成。細川忠興に合力を頼みに自ら行くもそこでも逆に徳川に味方することを宣言される三成。あ~あ。

 

信繁は父、真田昌幸に相談します。

 

そして大谷吉継は石田三成を説得しますが、石田三成の意志は変わりません。大谷吉継も徳川屋敷に入り、そしてパッパ昌幸も徳川屋敷に登場。徳川屋敷での伊達政宗(キャスト:長谷川朝晴さん)の相変わらずの明るい、調子が良い政宗も可笑しかったですね(笑)

 

作戦会議のなぜか進行役にパッパ昌幸が就任。ホームルームみたいな雰囲気w「発言する人は名乗ってから」と言われ、一言しゃべるごとに「伊達越前守政宗(だてえちぜんのかみまさむね)」と言ってた伊達政宗(笑)

⇒ 伊達政宗が「ずんだ餅」接待する♪

 

パッパ昌幸が徳川屋敷に入ることで石田三成に襲撃を諦めさせようとした信繁。それでも行くという石田三成。宇喜多秀家も止めるが決心は変わらない。

 

信繁は声を荒げて三成を止める「あなたが!命がけで天下万民の為に尽くしてきたのを私はずっと見ていました」そして上杉景勝(キャスト:遠藤憲一さん)が直江兼続(キャスト:村上新悟さん)と共に登場。「徳川家康はわしが倒す。義をないがしろにするものを断じて許すわけにはいかん」。

 

「義の守護神」上杉のお館さまが本気になられた!そして石田三成を抱きしめた!!

 

宇喜多秀家、真田信繁、上杉景勝。みんなが石田三成を止めた終盤のシーン。胸が熱くなりました。

 

石田三成の徳川屋敷への襲撃は取りやめとなりましたが、武将達に徳川屋敷を守らせ、次の天下に自信を持ってしまった家康。さて来週もどうなることか待ちどおしいです!

 

 

真田丸33話「動乱」の感想
最後までお読み頂きありがとうございました。
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