真田丸感想

第30話「黄昏」の感想

2016/12/11

真田丸30話「黄昏」の感想です!吉野太夫のビックリな結末と最期は?

 

豊臣秀吉の痴呆症が進み、「地震加藤」の加藤清正が男泣き。キリシタン大工「フランシスコ吉」が処罰され、おこうと稲が信幸の子を産む今回。信繁は自分の生きる道を思い悩む。

 

慶長伏見地震ですからね・・震源地の伏見に城を建ててしまった豊臣秀吉(キャスト:小日向文世さん)。地震のあと秀吉を助けるため真っ先に駆けつけたとされる加藤清正の逸話「地震加藤」

 

好きなお話ではありますが、最近では地震が起こった時には加藤清正(キャスト:新井浩文さん)は京都ではなく大坂の大名屋敷にいたとされ、「地震加藤」の話は最近では創作なのではといわれています。

 

真田丸では「大坂から真っ先に駆けつけた」と有働さんがナレしていた加藤清正。う~ん、瓦礫の山だろうし、川を上るにも川だって混乱しているだろうし、大坂から京都はちょっと無理がある気がする(苦笑)

 

ところで現代の大阪(阪急十三駅あたり)から淀川の横をテクテク歩いて伏見まで行きたいなと思っている私。直線で40キロあるのできついけど・・実現したい!

 

そして秀吉の衰えを間近で見てびっくりして声が詰まったり、男泣きする加藤清正は秀吉に忠実で好感が持てましたね。でも数々の事件がありながら秀吉に変わらない忠節をする清正はどうなんでしょうね?領地が九州で朝鮮に出陣したりして中央政権から離れている事が多いので疎くなってるんでしょうか。

 

パッパ真田昌幸(キャスト:草刈正雄さん)と吉野太夫の逢瀬の結末にはびっくりしました。吉野太夫(キャスト:中島亜梨沙さん)が素っ破で間者(スパイ)だったなんて。出浦昌相様(キャスト:寺島進さん)が思い切り良く美女の吉野太夫を亡き者にしたのもびっくりしました。

 

⇒ 真田昌幸と吉野太夫の関係

 

今回「サン=フェリペ号事件」と日本二十六聖人のひとり「フランシスコ吉」が取り上げられました。京都の大工の頭領だった吉蔵(キャスト:水橋研二さん)は細川ガラシャ(キャスト:橋本マナミさん)やきりが止めるのも聞かず、細川屋敷を出て、長崎に向かう刑罰の列に合流、長崎で殉教しました。「ふらんしすこ きち」は1862年6月10日に26聖人のひとりとして列聖されています。

 

そういう事があったのにきりちゃんはどんどんキリシタンに惹かれているみたいですね。醍醐寺の花見で久しぶりに会った信繁に「私キリシタンになってもいいですか?」と唐突に聞いていますものね。信繁に即答で「やめておけ」言われてましたけど(苦笑)

 

⇒ きりの結婚はいつ?

 

後年の徳川政権下の「キリシタン弾圧」よりまだキリシタン禁止令は厳しくなく、キリシタンが生き残れる余地があった様です。大名やその一族もキリシタンが多くいましたし。

 

信繁が担ぎあげ、豊臣秀吉は伏見の天守閣に登ります。伏見の町並みを見ながら「日の本一の街を作りたかった。ゆくゆくは京から天子様をお迎えしたかった」と信繁に言う秀吉。

 

私、大学時代と今でも時々伏見に遊びに行くので、少し土地勘があります。伏見は京都御所のほぼ真南ですね。秀吉の言葉を聞いて、京都御所から伏見城まで秀吉は巨大都市にしたかったのかな?とふと思いました。

 

余談ですが、伏見はお酒処で美味しいお酒が飲めますし、坂本龍馬さんの定宿だった寺田屋もあります。京都に行かれた時はぜひ訪れてみて下さい。内緒ですが「鳥せい 伏見本店」オススメですぅ(・▽・*)!酒造メーカーの博物館や大きな商店街の中の飲みどころもありますしヨッパでうろうろするのには最高のところですよ。私ひとりでも行きますよん(笑)

 

さてお兄ちゃんには「おこう(キャスト:長野里美さん)」「稲(キャスト:吉田羊さん)」どちらにも子が出来ダブルおめでた♪二人が揃ってお腹大っきいのは微笑ましかったですね。稲は真田家の嫁としての自覚が出来てきて何より、今後も三角関係が続きそうですね。とりあえずハッピー?

 

⇒ 稲の子供とおこうの子供の将来

 

主人公の真田信繁ですが、今回ずっと豊臣秀吉の介護役の様になっていました。献身的に秀吉に尽くしているのに秀吉本人は痴呆が進み、信繁を知らないと言い出す始末。信繁は優しかったですね。秀吉が不安に思わないように安心させるように話しかけていました。色んな事がわからなくなって不安に感じているのは痴呆になった本人ですものね。

 

⇒ 黄昏、秀吉の最後

 

そして信繁は「豊臣に対する忠節」と「真田家」への思い、「兄に嘘をつかねばならない、裏切り行為」に悩みます。義をつらぬくという事は大変ですね。

 

義父の大谷吉継は「おのれが正しいと思う方向に」と信繁に助言します。

 

真田信繁は1598年の時点で信繁31歳、時代を経て、信繁・真田幸村が大坂の陣で散るまであと17年ほど。信繁は秀吉からも何かを学んだのでしょうか?

 

上杉の家臣でないに関わらず、上杉景勝が理想とした「義」を体現し、武田の意志を継ぎ、武田の覚悟の赤揃えと真田の六文銭の兜をかぶり徳川家康を討つべく向かう真田源次郎信繁。

 

「真田丸残り20話」
もう、もう泣きそうになるんだけど(笑)
信繁、真田幸村の生涯を魂込めて見届けましょうね!(*´∀`*)
真田丸30話「黄昏」の感想
最後までお読み頂きありがとうございました。
真田丸31話「終焉」の感想もよろしくお願いします!

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大叔父上が今回大往生( ;∀;)

追記していますので読んで下さい!

⇒ あっぱれな大叔父、矢沢頼綱

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