キャスト紹介

信繁だけ個性がない

2016/09/08



別に批判している訳でありません。
キャストの堺雅人さんに個性がないとも言っていません。堺さんの演技力には定評がありますし、演技力がないから個性がないのだとも言っていません。ヘイト貰わない様に必死だな私( ̄◇ ̄;)w

 

「リーガルハイ」の古美門研介。
「篤姫」の徳川家定。リーガルハイの古美門研介は今思えば顔芸ですねw貴重な堺雅人さんの顔芸w篤姫の家定は自らバカ殿演じてましたし。堺さんは超個性的な役も出来るわけです。クヒオ大佐とかね。

 

「新撰組!」の山南敬助。
「半沢直樹」の半沢直樹。半沢直樹も山南敬助も素敵でしたが、こちらは超個性的といわれるキャラではなかった。どちらかと言えばいつもは前に出る事無く涼やかに笑っているタイプ。信繁は分類すればこちらに入りますね。

 

堺さんも日常はこっちの人かなぁと想像したりします(人´ω`*)♡古美門研介みたいな人はめったにいませんがw

 

ええと。

 

何が言いたいかといえば、
山南敬助役も半沢直樹も信繁もスタンダードな個性。正統派な好感もてる人物。映画「南極料理人」も「ゴールデンスランバー」も、キャラの個性で廻る映画じゃなかった。

 

でも信繁は何かが違う。
山南敬助役、半沢直樹、他の今までの堺さんが演じた役と何かが違う。

 

少し前にぼ~っとそんな事を考えて、
それ以上は思考が止まっていたのですが(のんびりさんなので、笑)

 

今日、「ああっ!」と腑に落ちました。

 

真田丸は信繁以外超個性的なんだ。

 

他の作品では没個性の普通の人が出てきます。でも真田丸では普通の人出てきません(笑)あえていえば信繁だけ普通。

 

思い出してみて下さい、超個性的な登場人物たち。

 

父・昌幸、叔父・信伊、兄・信幸、きりちゃん、内記、母上、ばば様、三十郎、大叔父上、出浦さん、家康、阿茶局、景勝さま、セコム直江、室賀さん、滝川さん、木曽さん、北条親子、松&茂誠夫婦、梅、作兵衛、織田信長、明智光秀・・書ききれないよっΣ( ̄◇ ̄;)

 

主人公の信繁だけ普通なのです。
もちろん、武にも知にも優れ魅力的な人物なのですが、個性の肉づけがされていない。信繁だけ。

 

兄・信幸は松代藩初代藩主で役柄の骨組みは気まじめで融通がきかない人物って事だけど、どう見てもそれだけではない(笑)梅もNHK登場人物紹介では簡単に信繁の初恋の人物と書いてるけどそんなあっさりした人物ではない。違う何かを持っている。

 

梅・・初恋の人。
普通はそれで・・普通でいいでしょ?(笑)そこに肉付けするのが三谷さんで。

 

みんな超個性的。
信繁にはそういう実はという隠れ個性がない。

 

三谷さんの作品、少しでも見たことある方はご存知かと思いますが、
役のキャラ立ち半端無い。何度も三谷作品に出ている役者さんはマゾなのか?
と思うぐらい(笑)キャラが際立ちます。

 

「あて書き」という手法で、まず役者さんの個性があって肉づけする。
この役をこの役者さんにやらせたら面白いんじゃないかなということをさせる。

 

三谷さんの作るキャラはみんな個性的。
真田丸の登場人物達もだからみんな魅力的で個性的。

 

なのに信繁だけ個性がない。
三谷さんの意図を感じます。

 

ネットやツイッターでの話題も主人公である信繁でなく、きりや梅、叔父信伊、本多忠勝、上杉主従などなど、個性あふれる登場人物達の話題で持ちきりです。
信繁以外の。

 

信繁をスルーしている訳じゃないのだけど、他のキャラが個性的すぎてそちらの方を話題にしたくなる。

 

だからといって他のキャラに食われて、
信繁が埋没しているわけでもない。信繁に不満があるわけじゃない。

 

信繁だけ個性の無風地帯なんです。
無風地帯なのでキャラが死ぬ事無く、逆に際立つ。信繁は視聴者と同一する為個性を抑えているのではとも思います。

 

信繁は視聴者自身。
もしくは信繁は視聴者の目。

 

そういうことでは?と思いました。

 

私も真田丸のブログを書いていますが、
主人公なのに信繁を忘れがちで。他の超個性の登場人物達につい筆をとられてしまう。

 

信繁の事を書こうにも個性が薄いのであまり筆が進まない感じで。信繁へのきりちゃんの態度ひどいよねーとか、そういう事はあるんですが。不思議ですよね、普通は主人公中心で話題になるはずなのに。

 

真田丸の登場人物たちはみんな一度は見所、注目シーンがあって。(三谷さんの役者さん達への愛を感じるんですが)特に登場の最後のあたりで華々しく爆発させる様な感じで、視聴者に余韻を残しつつ、去らせる。

 

花火をしこんで華々しく散らせるイメージなんです。

 

あ~、泣ける。
主人公ですものね、最後に散らせるまで・・今は色んなエピソードをしこんでいる。ちっちゃなひとつひとつの花火は今出ている登場人物。信繁が最後に見る花火の様な思い出を今、作っているんだ。

 

信繁のことを後年、信幸はこう語ったとされる。「柔和で辛抱強く、物静かで怒る様なことは無い」通常はそういう人間なのだ。

 

ですが人生の最後に、誰もが出来ない事をする信繁。

 

信幸はこうも言っています。
「幸村(信幸)は国郡を支配する本当の侍であり、それに対して我らは見かけを必死に繕い、肩をいからしている道具持ちという程の差がある」弟をこうまで持ち上げる信幸の器量も凄いですが、こう言わせる信繁も凄い。

 

信繁と視聴者は一体となって、
今キラキラと輝いている登場人物たちを心に刻みながら進んでいる。

 

最後に一番の花火となって大きく散るのはもちろん主人公の信繁。命をかけて進みながら最後に昇華するんだ。誰も出来ない事を成し遂げるのだ。
そんな気がしているのです。

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⇒ 茶々と信繁

⇒ 信繁と信幸

読んで頂きありがとうございました。

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