この人出るかな?前田利家
2016/09/09
真田丸、この人でるかな?前田利家。
秀吉の盟友であった前田利家(まえだとしいえ)は加賀百万石の藩祖であり、 豊臣秀吉の足軽時代からの友人で、秀吉から「律義者」と讃えられました。 甥は前田慶次。正室は寧(ねい)の親友、まつ(芳春院)。
前田利家、真田丸ではまだ登場の気配もありません。小田原征伐では上杉景勝、真田昌幸らと一緒に北方隊だったはずですが、 石田三成に「上杉殿は前田利家殿と中山道で合流・・」と名前だけ登場。いや登場をスルーされたΣ ※前田利家と前田利長の登場が決まりました!下に追記しています!
真田丸らぶりぃ通信「この人でるかな?」シリーズ\(^o^)/ 真田丸の登場人物達と同じ時代を生き、 信繁や真田の一族となんらかの接点があった人、 接点があり、真田丸登場の可能性がある人を紹介していきます。
第4弾は「この人でるかな?前田利家」
【槍の又左】
若い頃の前田利家は武勇すぐれ見目も良く主君の織田信長に寵愛されていました。傾奇者(かぶきもの)として名高いのは前田利家の甥の前田慶次ですが、
⇒ この人出るかな?前田慶次
前田利家も若い頃はかぶき者として有名でした。赤い槍を持ち敵の首を上げ「槍の又左衞門」「槍の又左」と異名を持ちました。織田信長の親衛隊「赤母衣衆(あかほろしゅう)」
の首座に抜擢されましたが、信長の不興を買い一時浪人となった時期もあります。
2002年のNHK大河ドラマ「利家とまつ」では前田利家役を俳優の唐沢寿明さん、まつ役を松嶋菜々子さんが演じられ、傾いた衣装の唐沢利家も見れました(・∀・)
【秀吉との友情】
豊臣秀吉と前田利家はまだ木下藤吉郎(きのしたとうきちろう)と前田犬千代(まえだいぬちよ)といわれていた、 秀吉がまだ足軽だった頃からの友人といわれています。住居も隣同士で正妻の寧(ねい)と まつ も親しく、 家族ぐるみの関係。子供が出来なかった寧(ねい)に4女の豪姫を養女としてさずけ、 豪姫は二人の愛娘として育ちます。豪姫は真田丸にも登場している宇喜多秀家の正室となります。
【秀吉と敵味方に】
本能寺の変の後、清須会議にて豊臣秀吉と柴田勝家が対立、 利家は織田軍の北陸方面軍に属し柴田勝家の与力であった為、一時秀吉と立場上敵対関係となります。 しかし、賤ヶ岳の戦いで合戦途中で突如撤退、それ以後、豊臣秀吉につくこととなります。
【豊臣政権下では】
前田利家(まえだとしいえ)、嫡男の前田利長(まえだとしなが)あわせて加賀100万石の大大名となり、徳川家康と並ぶ実力者として、豊臣政権を支えた。豊臣秀頼の傅役(もりやく)であり五大老の一人。若い頃の武勇もあってか武断派(ぶだんは)といわれる加藤清正、福島正則らにも慕われ、石田三成や大谷吉継らの文治派(ぶんちは)との仲裁役として働きます。
真田丸に出てこないのが不思議な前田利家(;´∀`)
豊臣秀吉との関係や正室のまつ(芳春院)と寧(ねい)との関係、徳川家康を牽制する働きもしていて、エピソードは事欠かないはずですが・・
惜しむらくは豊臣秀吉とあまり変わらずこの世を去ったことですかね。生きていれば徳川家康の台頭もなかったといわれています。
秀吉の最後の花見「醍醐の花見」には前田利家とまつ(芳春院)がそろって出席しています。
真田丸で前田利家の登場シーンで可能性が一番高いのが秀吉亡き後、利家死亡までの6ヶ月間でしょうか。
徳川家康が他の大名達と豊臣家に無断で縁戚関係を結び前田利家はそれに反発、利家側と家康側に諸侯が集結し一触即発の状況に。その後誓紙を交換を交換し和解したのですが、この時に利家に味方した大名が、上杉景勝、毛利輝元、宇喜多秀家の三大老。五奉行の石田三成。
のちに石田三成と袂を分かち、関が原の戦いで東軍の徳川方となる、加藤清正、加藤嘉明、細川忠興、浅野幸長らも利家に味方しました。
前田利家が長生きして、豊臣秀頼を補佐し、武断派と文治派の仲を取り持っていたら豊臣政権は続いた可能性がありますね(;´∀`)
前田利家亡き後、前田家は徳川家康に恭順する事を選び、正室のまつ(芳春院)は江戸に人質として行き、二代目となった嫡男の前田利長は関が原の戦いで徳川の東軍に味方する事となります。なんだか悲しいですね。
真田丸では「豊臣秀吉死後」の辺りで前田利家が登場するでしょうか?主人公、真田信繁はまたこのあたりで奔走しそうですね、少しだけでも真田丸に前田利家が出てきたら嬉しいです。
【登場決定!!】
真田丸32話「応酬」で前田利家が登場することがわかりました\(^o^)/ヤター!豊臣秀吉が亡くなった後から登場とは前田利家・・ギリギリだΣ嫡男の前田利長も登場。こうなると3代目藩主、前田利常の登場も期待できそうです。
前田利家のキャストは小林勝也(こばやしかつや)さん。前田利長のキャストは萬雅之(よろずまさゆき)さんです。
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