第42話「味方」の感想
2016/12/16
真田丸42話「味方」の感想です!信繁は改名し真田幸村に、そして大坂城五人衆と浪人衆集結です(・▽・*)
ついに大坂城に入城した真田幸村(キャスト:堺雅人さん)。源次郎と再会し茶々は嬉しそうでしたが、表の顔と裏の顔が違う胡散臭い叔父・織田有楽斎(キャスト:井上順さん)が側に。実際の有楽斎はそういう人物ではなかったかも知れませんが、上手に戦国の世を渡りきった人。茶々の乳母・大蔵卿局(キャスト:峯村リエさん)と並んで煮ても焼いても食えぬ相手の予感。
大蔵卿局には4人の息子がいます。茶々の乳兄弟大野治長(キャスト:今井朋彦さん)と今回初登場した次男の大野治房(キャスト:武田幸三さん)、三男の大野治胤。この3人が大野三兄弟として知られており、他に徳川に人質に出した4男大野 治純がいます。
大野治房さん怖そうなお強そうな雰囲気ですね。演じるのは元キックボクサーの武田幸三さんです。兄の大野治長さんはやはり武闘派というより石田三成の様に内政が得意な官僚タイプの人の様ですね。
真田幸村の家族も大坂城に入城し部屋を与えられます。
徳川家康(キャスト:内野聖陽さん)は真田幸村が大坂城に入城した事を知りうろたえます。家康の側室・阿茶局(キャスト:斉藤由貴さん)は冷静に「さきざきの不安の目は摘んでおくに限ります」と豊臣家を滅ぼす事を家康に注進。
阿茶局は最初の夫を戦で亡くし、自らも若い頃は小牧・長久手の戦いに鎧を着て家康に同行、家康の子を流産しています。秀忠の正室・江(キャスト:新妻聖子さん)も豊臣が滅ぶもやもなしと秀忠を強く支えていますね。江は茶々の末の妹で秀頼の正室・千(キャスト:永野芽郁さん)の母。
二人とも薄情で怖いことを言っているようだけど、根底にあるのは「徳川家が戦国の世を終わらせる」という悲願。
さて真田家では真田信之の病気がおもわしくなく、大坂への参陣を嫡男・真田信吉と次男の真田信政にさせ、小山田茂誠さんと三十郎がフォロー役として付き従う事に。徳川秀忠が信之に優しく接していたのは意外でした。真田昌幸には煮え湯を飲まされ大嫌いだけど、信之自身はお気に入りなのかな?それまでのお兄ちゃんの苦労がしのばれます。
信之の正室・稲(キャスト:吉田羊さん)の「信政(自分の実子)兄上を助け大いに働いてきなさい」に感動。稲は懐が深い、さすが本多忠勝の娘。松姉さんの「危うい時はなるべく後ろの方にいて声だけ出しなさい」も可笑しくて女性が生き生きしている真田家の家風がしみじみ嬉しい。
しかし信吉と信政が大坂に出陣後、信之のもとに弟の信繁から手紙が届きます。信繁が自分が捨てた幸の字を使い幸村と改名した事を知った信之。そして「奴は本気だ」と確信します。相変わらず離れていても通じている信之&信繁兄弟。。
作兵衛は信繁が大坂に味方したことを知り、与八と共に信繁(幸村)の元へ行こうと決心します。すえの仮祝言を見届け、出発しようとした直前、立ちはだかる信之お兄ちゃん。非常に緊迫したシーンでしたので凄くハラハラしました。最後あんな感じで終わって良かった。
大坂城に入り牢人5人衆が勢揃い。それぞれの個性が面白い、光ってる♪中でも長宗我部盛親さんは可愛い~、お花にお水をやる心優しいキャラには萌えました。ピンク色が似合うキリシタンの明石全登さんも良いし(声がちょっとうるさい、笑)。後藤又兵衛のめんどくさいキャラ、毛利勝永のちょっと斜に構えた態度、う~ん。まとまりなくてゴチャゴチャしてて良し!w
おいおい大丈夫か?!というお声もありそうですが、大坂冬の陣では善戦するんですよね。一度は敗北した負け組牢人衆。しかしこのままでは済まさない。彼らにはそれぞれここに集う理由があった。塙団右衛門(ばんだんえもん)という濃いキャラの方も初登場しましたね。
牢人パワー炸裂して、パッパ昌幸の夢再び。徳川に目にもの見せてくれる!痛快!真田丸城楽しみにしています!
真田丸第42話「味方」の感想。お読みいただきありがとうございました
真田丸第43話「軍議」の感想もよろしくお願いします!
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