真田丸感想

第34話「挙兵」の感想

2016/12/16

真田丸34話「挙兵」の感想です!今回は石田三成の佐和山城蟄居と決起、直江兼続の「直江状」、後藤又兵衛(キャスト:哀川翔さん)初登場の回でした。

 

豊臣秀吉の亡くなる前後から真田丸では人格にほころびが目立ってくる様になり、今回も失言を繰り返しながら、それでも実務を忠実にこなそうとする石田三成。

 

豊臣政権の体育会系?武断派の加藤清正、福島正則、黒田長政らに襲撃され、石田屋敷→宇喜多秀家屋敷→伏見城内の治部少輔丸(じぶのしょうまる)と移動していましたね。

 

加藤清正が昔よく訪れていたのは大坂にある石田屋敷だったと思うのですが、石田三成の妻「うた」さんも住む、伏見の石田屋敷を襲いに行くのは気まずくないですか?参加しつつもいつもより大人し目だった気がしました。

 

そして石田三成が自分の領地である佐和山(滋賀県大津市)蟄居が決まった時、加藤清正に三成は一瞬耳元で話しかけましたね。何だったんでしょう?「秀吉の遺言(家康を倒せ)」を遅まきながら伝えたのでしょうか?

 

真田信繁(キャスト:堺雅人さん)は献身的に石田三成(キャスト:山本耕史さん)を支えましたね。最初に会った時の事を考えるとこんな関係になるとは思わなかったです。

 

信繁は豊臣秀吉も最後、献身的に支えていたけど、さすが私達の主人公。優しくて強くて家康とのやり取りもカッコよくていい男に成長した~~って今回思いました。伝説のヒーロー「真田幸村(真田信繁)」誕生?

 

信繁を助けていたのは三十郎(キャスト:迫田孝也さん)。三十郎がまた信繁の側にいてくれてこころ強いですね。

 

⇒ 信繁のそばにはいつも三十郎がいた

 

寧(ねい)様(キャスト:鈴木京香さん)と茶々(キャスト:竹内結子さん)は石田三成を助けることに消極的でした。

 

二人にさえ石田三成は秀吉や実務に忠実なあまり煙たがれ、嫌われていたということでしょうか。豊臣政権の為を思って頑張って行動しても、人の気持もちゃんと把握してないと駄目なんですね。

 

現代でもありそうですね。会社や家庭でも。後になって「あの人は有り難い人だった」と思うこともありますね。豊臣政権に取っては石田三成がそうだったのかも。後になって加藤清正ら武断派も、寧(ねい)様も茶々もそう思うのかも。「私心」がない人は貴重な存在ですよね。

 

石田三成が信繁と別れる時に言ったセリフ「今生の別れだ!」には泣いてしまいました。 そうか、これでもう三成と信繁は会うことはないのですね( ;∀;)

 

さて、以前うちのブログでは皆様にご協力頂いて「信繁が三成に-春は(春には)苦労するぞ-と言われていましたが、どういう意味だと思いますか?」とアンケートを取ったことがあるのですが

 

⇒ アンケートとみんなの感想

 

信繁の正室「春ちゃん」の意外な一面が出てきましたね。三成が信繁に話した昔話、石田三成から筆を貰った「春」が勘違いして石田三成を好きになってしまい、石田三成の正室「うた」さんに身を引いて下さいと直談判に言ったという・・

 

これはどういうフラグなんでしょう?どういうエピソードに繋がるのか・・。そして春(キャスト:松岡茉優さん)はこの話からどういう性格だと思いました?

 

「惚れっぽい」「思い込みが激しい」「嫉妬深い」「目的のためには手段を選ばない」それ全部?なんだかビックリしましたが、またエピソードとして見られるでしょうね(ちょっと怖いw)

 

きりちゃん(キャスト:長澤まさみさん)は寧(ねい)様の出家に伴い、お暇を出されることとなり、細川ガラシャの細川屋敷に。うわぁ、また危険に近づいている(;´∀`)

 

「不穏大好き!」言うてましたし(笑)信繁に「私、役に立ってる?!」って言ってたのは可愛かった。「たまに!」って信繁に返されていましたけど。

 

さて、越後では上杉景勝(キャスト:遠藤憲一さん)の重臣、直江兼続が「直江状」を徳川家康に送りましたね。兼続からの手紙を「むきぃ!」と怒り、破り捨てた家康くん。

 

直江状を読んで嬉しそうな笑顔だった天使、上杉景勝様。史実では上杉景勝様は殆ど喋らないし笑わない人だったと伝わりますが、軽妙に家康を侮蔑する直江状は上杉景勝様にとっても痛快だったのでしょうね。さすが我が兼続!と思われた事でしょう。

 

ちゃんと景勝様に見せて笑わせて許可をとってから家康に送った直江状。セリフは無かったけどお館様の「これでよい」(ニッコリ)のセリフが聞こえた気がしました~(笑)

⇒ 直江状

 

直江状のレプリカは世間に沢山出回ったみたいだけど、本物はみつかってない直江状。やっぱりリアル家康くんも破っちゃったのかな?wセコム直江役の村上新悟さんの良いお声で直江状が聞けて嬉しかったです。

 

そして上杉の挙兵し徹底抗戦の構えを受けて、パッパ真田昌幸は真田も立ち上がることに決めました。成長した息子達にその決断に「たのむ」(協力してくれ)と頭を下げるパッパ。

 

信繁は家康のやり方に不満を持っていて協力することは当然ですが、お兄ちゃんは偉かった。3人の絆を感じて胸が震えました。

 

最近の信繁は豊臣に傾き過ぎだし、お兄ちゃん信幸は完全に徳川方に取り込まれたと思っていました。

 

信幸お兄ちゃん(キャスト:大泉洋さん)を誤解していました。三十郎もお兄ちゃんが信繁に付けたスパイかも?と思ったりしてました。(お兄ちゃんと三十郎ゴメンナサイ;)

 

そっか、敵にならない様に伊達政宗や加藤清正、福島正則らと婚姻政策を取った徳川家康(キャスト:内野聖陽さん)ですが、

 

それよりも前に家康くんと本多正信(キャスト:近藤正臣さん)は徳川の脅威となる可能性のある「真田家」と婚姻政策を取ったんだ・・とふと思いました。ジワジワ来る婚姻政策。。小松姫も可哀想。

 

そして次回、真田丸35話は「犬伏」・・「犬伏の別れ」( ;∀;)

 

 

真田丸34話「挙兵」の感想
最後までお読み頂きありがとうございました。
真田丸35話「犬伏」の感想もよろしくお願いします!

関連記事

⇒ 真田丸登場人物&キャスト紹介

こちらの記事もよく読まれています:

記事下の紹介

関東勢百万と候え、男はひとりもなく候Tシャツ

真田幸村が伊達政宗の軍に放った言葉「関東勢百万と候え、男はひとりもなく候(徳川兵に真の武士は1人もおらんのか~!)」と書かれたTシャツをご紹介!

⇒ 真田丸Tシャツ♪

真田丸を見逃した方必見

見逃した回やもう一度初めから真田丸を見たい方に便利にお得に再視聴出来る方法やおススメのサービスをご案内(・▽・*)

⇒ 真田丸をもう一度見る♪

-真田丸感想